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いつまで働ける?

2011.10.27.Thu
 この仕事をいつまで続けられるんだろうかねぇと考えることは時々ありまして、最近では、小規模企業共済に加入したときになります。これは今年になってから入ったもので、以前にこの記事でご紹介した「フリーランスを代表して申告と節税について教わってきました。」という本に書かれていて、そのうち節税対策のために加入しようかなと考えていたのを、ようやく実行に移しました。

 で、加入した後に制度のしくみを書いたものをマジマジと読んでいて(←そういうのは加入する前に読みましょう)、ある事に気がついてガクゼンとしました。「掛金納付月数に応じて、掛金合計額の80%~120%がお受け取りいただけます。掛金納付月数が240か月(20年)未満での受取額は、掛金合計額を下回ります。」と書いてあるじゃないですか。ご丁寧にアンダーラインまで引いてあるし。

 ササーッと青ざめてしまいました。いや、20年払えばそれでいいのでしょうが、これから20年も働けるんかいな、どうなんかいなというと、自信がないかも、と思ってしまったからなんです。

 先に言ってしまうと、わたしはアホな勘違いをしていて、上の文言は「解約手当金」についてのものでして、事業の継続中に解約して、お金を受け取る場合に80%~120%ということになるようです。廃業に伴う「共済金」として受け取る場合は、掛金全額+αが受け取れるようです(ほっ)。

 それにしても。わたしは、あまり深く考えずに翻訳の勉強を始め、後に引けなくなって今に至りますが、勉強を始めるときには、「手に職を付けたら、年に関係なく働けるよねー」なんてことも考えていました。でも、実際に仕事として始めてみると、見た目以上に体力を消耗する仕事で、一日の終わりには脳味噌が絞りかすになってるし、全身グッタリだし。だいぶ以前、人づてに、体力がなくて普通の勤めができないので、翻訳の勉強をしているという人の話を聞いたことがありますが、はっきり言ってそれは見込み違いをなさっていますと申し上げたい。お会いすることはありませんでしたが、今どうしてらっしゃるやらと思います。精神的なプレッシャーも合わせると、かなりタフじゃないと無理だと思う(わたしのようなヘタレもいますが)。実際に、体の限界を感じて自主的に、あるいはやむを得ず、休廃業に至ったという話も聞きます。

 上の「解約手当金」のことで、まだ勘違いしているとき、うちのダンナさんに、「わたし、これから20年働けると思う?」と聞いてみると、「今のままだと絶対無理だと思う」と即答されました。傍から見ても、大変そうやなぁと思うそうで。それならそれで、働き方を年齢に応じて徐々に変えていけばいいかなーとは思うんですけどね。

 実家の父親は、人生の途中から自営業に転じたのですが(職種は違いますが)、65歳ぐらいでスッパリ廃業しました。仕事人間だったのですが、体力と経費と儲けを天秤にかけて決断したようです。自営業であっても、いつまでも働ける限りということはなく、やはり引き際というものはあるようです。わたしの場合は、自宅から離れた仕事場を無理に構える必要もなく、その分の経費はかからないと思うので、父の例が当てはまらない面もありますが。

 暗いことばっかり書いてスミマセン。でも、最近、会社勤めの友人に、「60歳過ぎてから64歳まで、翻訳の仕事ってできると思う?」と聞かれて、う~~ん、と即答できなかったのは、それもあります(あ、会社で翻訳してます、その人は)。まぁ、わたしも目指しているというところでしょうか。

 一方では、この業界、50歳60歳なら、まだ若手だよという話もあるんですけど(これは技量の話)。

 体力面だけではなく、周囲の状況、具体的には家族の世話という問題にも、いずれ直面することもあるでしょう。今は、実家の両親も、うちのダンナさんの両親も元気でいてくれて、子供もいないので、ほとんどの時間を自分のために使うことができていて、本当に贅沢だと思います。でも、いざとなっても仕事は絶対続けたいので、きっと何とかしていくと思うのですが。

 もちろん、わたしより年齢層が上のベテランの大先輩ももたくさんいて、共通するのは、元気で楽しそうなところのようです。体力的にはやっぱり、ある時期やきっかけから意識的に体力づくりを始めた方が多いみたい。ちなみに、うちにも一応、カタログハウスで買った「エアロビステッパー」がリビングにドン!と置いてあります。実家の父が、たまにうちに来ると、おもしろそうに乗っています。わたしも、これから(←おい!)活用しよう。

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