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post natum

2010.07.05.Mon
動物さんの案件で、「post natum」という初めて見る言葉が原稿に出てきて、ちょっと面食らいました。いや、初めて見る言葉なら、毎日お目にかかります。単語力、そんなにないですから(涙)。でも、コレの場合、似たような言葉に「postnatal」というのがあるのです。「postnatal」の方はよく見る言葉で「出生後」という意味で、「Day 7 to 14 postnatal」なら、出生後7~14日目。これと同じように、原稿に「Day 7 to 14 post natum」というふうに書かれていて、文脈も「postnatal」とまったく同じだったので「え?」と思ったわけです。最初typoかと思ったんですけど、ネットで検索してみると17,300件もヒットするので、間違いでも何でもないことになります。何だろうコレ。医学文献はラテン語がちょくちょく出てくるし、ラテン語起源の用語も多いのですが、ふだん使っている辞書の数々にも一通り目を通してみても載ってません。「postnatal」と違う意味があるのかなぁ。

とりあえず、ネットで出てきた文献に一つずつあたってみたのですが、文脈といい、使われ方といい「postnatal」とそっくりというか、ほとんどまったく同じです。どうも同じような意味としか思えない。違いなんかあるのかどうか、さっぱりわからなくて埒があきません。ふと思いついて、「post natum」と「postnatal」の二つで検索をかけてみました。一つの文献で二つ同時に使われている用例があれば、もし二つの間に違いがあった場合、何かわかるかもしれないと思ったんです。100いくつかのサーチ結果が出てきたので、またいくつか読んでみましたけど、やっぱりダメ。どうみても同じような気がする。するんですけど、裏が取れない。

困ったなー、と行き詰まったところで「あ、そっか」と気づきました。これ、ラテン語ですから、ラテン語の辞書を引けばいいんだわと。アホやなー、わたし。もちろんラテン語の辞書を持っているわけではありませんが、ネットならどっかにあるじゃないですか。

学生のとき、1年間だけラテン語の講義をとっていました。週に1回の講義だったし、当然今ではすっかり忘れていますけど、思い出すと懐かしい。当時、ラテン語の辞書としては、日本語-ラテン語の辞書は高い上にそんなに良い物がなく、第一ラテン語の辞書全般が高くて学生には負担が大きいということで、先生が主な単語を辞書から抜粋して、プリントを配って下さったものです。でも、今ならネットがあります。ありがたい時代ですねぇ。

とりあえず、ネット上のラテン語辞典として行き着いたのが、こちらのLatin Dictionary Headword Search Results

ラテン語は語尾変化が半端じゃなく多いですから、「natum」とそのまま入力して結果が出てくるかどうかわかりません。辞書の見出しは不定形でしょうし。とりあえず、検索設定を「Search for words starting with」にし、検索語入力ボックスに入れる言葉を「natu」ぐらいまでにとどめて「Latin」を検索すると、いくつか結果が出てきました。そのなかに「natus」というのがあって、意味は「born, made, destined, designed, intended, produced by nature, fit」とあります。これなら、もし「natum」が「natus」の変化形であれば、「post natum」は「after born」の意味であり、「postnatal」と同じです。で、「natus」の変化形はどんなかなー、というのは、何やら数字が書いてあるところをクリックすると用例がズラズラと出てきます。そのなかに、ありました「natum」が。よかった、「出生後」でいいんだ、とホッとしました。見つかると、やっぱり嬉しい。



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