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過去記事のフォローアップなど

2011.03.06.Sun
 以前に「医学の基礎の勉強」というタイトルで神戸薬科大の聴講制度について書きましたが、現在は受講できる科目が少し変わったようなので、フォローアップしておこうと思います。時々アクセスがあるみたいだし。

 わたしが受講した2年前は、記事にも書いたように臨床検査、薬物動態、薬理、病態生理などのほか、臨床の外科・内科の各科の先生を招いてお話しいただく講義や英語論文の概要など、様々な講義を各10コマとかそんな感じで受講することができるというものでした。でも今は、医療薬科学、医療実務、論文作成の3つに絞られています。うちにも募集要項が送られてきたのを見ると(一度受講すると、ほぼ自動的に毎年送られてくるらしい)、それぞれの内容は、「医療薬科学」が、主に患者さんとのコミュニケーションとカウンセリング、「医療実務」が、医療現場における安全管理と事故防止、「論文作成」は、そのものズバリ(日英両方)、という感じです。以前の講座の形態だと、どうしても、いろいろな分野について全体をサラッと概観するという感じにならざるを得ない面があり、改善されたのでしょう。前よりも、学生さんが将来現場で必要とすることを深く履修する内容になったみたいですね。

 その分、わたしのように、薬学周辺のいろんなことを広く浅く知りたい外部のヒトには、入り込みにくくなったかも。ちょっと残念。というのは、もう少し自分の方で専門的な内容の基礎固めができたら(いつするのさ??は棚に上げるとして)、もう一度履修してみたいかも、と思っていたから。実際に履修した2年前は、自分にあまりにも基礎がなさすぎて、十分に理解できなかった内容もたくさんあるんです。納期に追われて受講できなかったコマもあるし、最終仕上げのレポートも提出できなかった科目もあります(と、今になって白状)。ちょっと、もったいなかったかな、と。

 実際に業務に携わるお医者さんや薬剤師さんと、翻訳者とでは、必要とする知識が異なるんだろうか? 例えばの話、論文作成の講義なんていうのも、受講してみたいなと思わないわけではありません。論文作成の作法(?)のようなものを実際に学ぶことができれば、翻訳にもとても役立つだろうし。でも、自らの研究テーマなど持たず、おそらく論文を書くことなんて今後一生ないような人間が、そういう場に入り込んでもしょうがないし、第一、そういう野次馬根性で入り込むのは失礼だろうし、そこまで深くやらんでも(時々、そこまでやる人もいるらしいけど)、ちょっと概要を押さえておくことができれば十分という気もする。そういう本も一杯出ている。となれば、それでいいかなーと思うわけです。医療現場における安全管理と事故防止、というのも、背景知識として知っておけば、翻訳にも十分に役立つ。有用だろうと思うのですが、正直、そればっかりやってられない。講義の一つ一つを見てみると、現場の医療従事者の方と翻訳者の間で必要とする知識が異なるわけではないのです。ところが、いかんせん、その全部に力を注ぎ込むのは、納期に追われている翻訳者には不可能だし、カバーしないといけない事柄も多すぎるんです。

 いきおい、仕事のたびに基礎がない基礎がないと悩みながら、一夜漬けに近いことをしているわけで。まぁ、一夜漬けでも何とかなれば、結果オーライなんでしょうが。必要とする知識が違うというよりも、別の方法が必要ということになるんでしょうね。

 翻訳者にとってのやりようというものは、一応存在するような気がします。先日、Sayoさんのブログ「屋根裏通信‐すぎてみれば日々是好日」と相互リンクさせていただいたのですが(ありがとうございますm(_ _)m)、そのSayoさんが、翻訳者にとってのやりようを、ご自身の経験から書いておられます(こちら)。分野は違えど、悩みは一緒ですね。翻訳者って、どうしても中途半端から脱皮できないのでせうか(涙)。

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コメント
こんにちは。
拙ブログへの言及&例の分けわからん記事へのコメント、ありがとうございました。

翻訳者にとっての勉強って、「どんな風にどこまで」が本当に難しいですね。私も、ぽっかり時間ができても、日々の雑事の他には、ついつい、また同様の案件が来た時に備えて、用語集の整備などを優先してしまうので(または、撮りためたDVDの鑑賞とか)。
薬理学の講座の(前回の)記事は、興味深く読ませて頂きましたので、内容が変わっているのをお聞きし、実践重視になっている部分が、仕方ないよな~と思いつつも、ちょっと残念でした(いや、ひそかに潜り込もうと思ってたわけじゃないですが)。

>実際に業務に携わるお医者さんや薬剤師さんと、翻訳者とでは、必要とする知識が異なるんだろうか?

と書いておられましたが、知識が異なるというよりも、必要とする知識の優先度と切実度が微妙に違うということなんじゃないかなあ、と思ったりします(それでも、やっぱり、生物‐解剖‐生理学の基礎は必要かな、というのが、とりあえず今の見解です)

何だか、この話題では、普段、翻訳以外で酷使することのない脳細胞を変に酷使してしまって、ちょっとつかれたかも。でも、他の翻訳者の方の考えもお伺いすることができて、書いてよかったな~と思っております。

何だかまとまりがなくてすいません。
過去に流した情報がずれてしまってたのでフォローせなあかんなーと思っていたのと、書いておられた記事に刺激を受けて書かせていただきました。お呼び立てして申し訳ありません。

> 知識が異なるというよりも、必要とする知識の優先度と切実度が微妙に違うということなんじゃないかなあ、と思ったりします

仕事によって必要な情報がぜんぜん違いますからね。その時々で必要なところだけ、できれば効率よく収集しないといけないので(調べているうちに、いろいろ寄り道してしまうことも多々ありますが(^^;)、断片の寄せ集めにならざるをえないのが悩ましいところです。それでも、そういう寄せ集めが一気に繋がるときもあって、そんなときは嬉しいですね。

> 何だかまとまりがなくてすいません。

とんでもありません。コメントありがとうございました。

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