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ささやかな成果

2011.07.05.Tue
 先日の土曜日、再び大阪某所で単発メディカル翻訳講座の第2弾を受講してきました。今度も事前課題の添削付きです。

 今回、講師を勤めて下さった先生の講座は、これまでにも単発で2回受講したことがあります。いずれもJTFのセミナーで、1回目は2年半前、2回目は昨年の秋でした。今回は3回目。講座の形式はいつも同じで、事前課題が用意され、受講者の答案をもとに、誰もが訳に苦労するところをポイントとして解説して下さるというスタイル。課題はだいたい、論文のアブストラクトです。

 こんなに何回も受講するのは、いつも先生のお話に感動してしまうから。話の内容は一貫していて、トコトン調べて原文の内容を完璧に解釈できていなければ、絶対に翻訳なんてできない、だから、内容が分かるまで誠意をもって調べ尽くすこと!という、熱いメッセージがヒシヒシと伝わってくるのです。今回のセミナーで印象に残った言葉は、「直訳か意訳か、という考え方は意味がない。翻訳には、良い訳か悪い訳しか存在しない」(ちょっとニュアンスが違ってるかも。でも、だいたいそんな意味だったと思います)というものでした。良い訳は、原文をきちんと解釈して作り上げた訳、悪い訳は、原文を解釈しきらないまま適当に言葉をつなげた訳、ということになるのだと思います。

 受講しつづけている理由は、もう一つあって、それは先生の添削基準が大変厳しいこと(本人が言っておられる)。A、B、C、D・・・というランク付きなのですが、2年半前はBランクしかいただけなかったのです。「私の採点は厳しいので、ランクが低くても気にしないで下さいね」とおっしゃるのだけど、そんなの無理ですってば。2年半前といえば、すでにお金を貰って翻訳していたので、「それなのにBかぁ・・・」と落ち込みました。まぁ、事前課題はあくまでもセミナーで実戦じゃないし、仕事の傍らササッと仕上げて提出したので、仕事に比べれば詰めが甘かったといえば、そう言えなくもなかったのですが。昨年秋の講座は、時間がなくて事前課題を提出できませんでした。というか、あの時は申し込んだ時点で課題の提出期限まで日数がほとんど残っていなくて、詰めの甘い答案しか提出できないのがわかっていたので、怖くて提出できなかったのです。講義だけ聴きに行きました。

 そして今回、1回目よりも頑張って課題を提出しました。いわばリベンジですね。そして、セミナー当日に返していただいた添削の結果はA-(Aマイナス)!やった!!と心の中でガッツポーズをしてしまいました。マイナスの原因は、本当にうっかりリサーチが甘いまま、そうと気づかず訳したところがあって、そこを指摘されてしまったのです。少しでも曖昧な気持ちで訳したところは、必ずわかると言い切る先生。絶対に突っ込まれます。「そこまで調べてなかった~っ・・・」とションボリしたのですが、「その点以外はA判定」と書いて下さっていたので、とっても嬉しかったのでした。

 ホケホケと喜ぶようなことではないかもしれません。もう数年間仕事してるんだし当たり前じゃないの、と思われても仕方がない。でも2年半前に比べれば少しは進歩したのかもしれないと思うと、嬉しいもんは嬉しい。今回の課題も、いつもながら、文章のあちこちでそれなりの工夫が必要だったので、ああでもないこうでもないと、けっこう悩みながら自分なりの答えを出していくしかなかったのです。それを認めていただけたので、自分がこれまでやってきたことは、少なくとも方向として間違ってなかったのだなーと思えたことは大きな励みになりました。

 次に受講する機会があれば、「この人に仕事を頼みたい」と思っていただけるような訳を提出したいなと(←おおっ、大きく出た!)、妄想しています。
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