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この仕事の原点

2012.03.03.Sat
 あー、もう3月。早いですねー。

 しばらく前ですが、年に数回やってる勉強会の人たちと、2月ではあったけど年の最初だということで新年会をやりました。

 集まれるのは年に3~4回といったペースなので、お会いするときは話が溜まっているのか、皆さんしゃべるしゃべる。通訳の人もいるのですが、英語の発音もさることながら、声自体がよく通るし、頭の回転も速いし、ハキハキとお話上手なのですよ。わたしのように引きこもりっきりだと(まぁ、性格的に合っているとは思うのですが)、声を出す機会自体が少ないので、もともと通りにくいボソボソとした声の質が、なおさら助長されてしまっています。なので、ちょっと羨ましい。

 本当にいろんな話が出たのですが、原発のことも出て、熱心に反対デモなどに参加している人もいました。その人の意見は、けっこう悲観的で、もう国の未来にあまり期待していないようなのです。地震以後、期限が切れていたパスポートを取り直し、お子さんたちに英語の勉強を勧めるようになったとか。「いや、英語よりも、まずは日本語でしっかり考えたり意見が言えるようになってから、と前は思ってたんだけどね。日本語だけだと機会が限定されてもったいない。もっと世界のどこでも生きていけるようにしてやりたいと思ったの」というような考えのようでした。わからないでもありません。わたしなんかでも、つくづく情けない国だなと、嫌になってしまうこと、ありますし。

 通訳さんは、海外出張に行ったときの経験から、まだまだ日本にはポテンシャルがある、という意見でした。例えば、シンガポールなんかは一見、過去をスッパリ切り捨てて思いっきり近代化し、しかも発展を遂げているようでいて、ホテルの待遇、街の様子などなどを見ていると、言っちゃあなんだけど、日本での細やかさ、質の高さとは比べものにならないと感じたとか。(シンガポール好きな方、住んでいらっしゃる方、ごめんなさいm(_ _)m) そう聞くと少しホッとしますし、やっぱり母国ですから、わたしだって、もちろん期待したいのです。

 わたしはふだん、ぜんぜん物を考えない方だし、見聞きできること、することも非常に狭いので、そういう話になると聞かせてもらっているばかりなのですが、聞きながらボンヤリと考えていました。こんな世の中で、自分にできることがあるとしたら、何だろうか。

 例えばの話ではあるけど(たまたま上に書いたので)、原発を憂う気持ちはありますが、デモには行けません。仕事が滞ってしまう。家にいないと進まない仕事だし、仕事上の責任を果たそうとするだけで、日々精一杯です。性格的にも負荷が大きすぎる。

 でも、それなら自分にだったら何ができるかなぁ、と考えているうちに、ゆっくりと浮かんできたのは、もっと広くいろんなことを知りたい、ということでした。知りたい、そして伝達したい。そうだ、それなら、少しはできそうだよ、と。で、次の瞬間、気がつきました。アレ、なんだ、それって今やってる仕事の延長じゃないの。

 仕事でやっている翻訳は、医薬限定だし、ほぼすべてが治験関連なので、内容的に狭いといえば狭いです。それでも、わたしには広くて、いつも何かしら調べ物に時間を費やしている毎日なのですが、広い世界と比べると、自分が見聞きしていることは本当に狭い。それは仕事上の専門性をもつために必要だからだし、ある程度、専門バカもどきにならないと、やっていけない仕事ではあります。でも、そういう毎日でも、生きている以上は仕事以外のことにも当然接するし、気になること、知りたいこと、興味をそそられることも出てくる。いつも、仕事をこなすのに精一杯で、そういうものが日常から出てきても、つい、後回しにできる事は、そうしてしまっている。けど、そういうのも大事にしたいし、自分の中の引き出しを、もっと増やしたいなぁ・・・などと思ったのでした。そして、それを伝えることができたら嬉しい。

 そんなことを考えているときに、フラフラとネット検索していて見つけたこんな本↓を買ってしまいました。
日経サイエンスで鍛える科学英語日経サイエンスで鍛える科学英語
(2011/12/17)
日経サイエンス編集部

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 地元の大学の医学部図書館に、"Scientific American"と「日経サイエンス」が置いてあるので、たまに機会があって図書館に入る時間があったときに、面白そうな記事を日英コピーして持ち帰ることがあります。貸出し不可だけど(涙)。医学だけではなくて、宇宙、物理、生命進化、環境、テクノロジーなどテーマがさまざまなので、医学以外はやっぱりちょっと読み慣れていない感はありますが、こういう本にはそそられてしまう。英語は、ふだん接しているものより柔らかめ。なので、わたしには却ってちょっと難しいときがあります。ううー、英語力が。

 同じ日経サイエンスから、こんな本も出ています。
震災と原発 (別冊日経サイエンス 183)震災と原発 (別冊日経サイエンス 183)
(2012/02/16)
日経サイエンス編集部

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 まだ、ほとんど読めていませんが、やっぱり知っておきたいと思って。記事自体は、過去の号にも掲載されていたものが多いようです。もう1年なんですね。
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