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医学の基礎の勉強

2009.05.11.Mon
私はいわゆる文系出身で、医薬に関する専門知識はゼロの状態から翻訳の勉強を始め、なんとかかんとか仕事をするようになりました。ボチボチと仕事をいただいてはいますが、医薬の背景知識については今も勉強方法を模索している途上にあります。仕事のたびに精一杯調べて何とか解決してはいますが、どうしても断片的なことの寄せ集めという感は否めません。勉強しなければならないことは山のようにあるとはいえ、せめて基礎的なことについて、まとまった勉強ができる機会がないかなぁと思っていました。

そんな折に、去年、私よりずっとベテランの医薬翻訳者の方に聞いた話のなかで、神戸薬科大学の大学院に社会人の聴講制度があることを聞いたのです。その翻訳者さんは、この聴講制度で勉強してから医薬の翻訳を始めたとか。検討してみたところ、社会人向けということで日程は金曜の夜と土曜の午後に限られていて無理なく受講できそうだし、受けたい講義をいくつでも選択でき、授業料も聴講だけならそんなに高くない。大学から聴講許可を得るにあたっても、特に試験もなく書類審査だけ。審査基準はよくわかりませんが何とか許可を得て、先月4月からだいたい週一回のペースで薬科大に通っています。

私が選択したのは、前期は臨床検査、薬物動態、薬理、病態生理など。後期は後期で、また別のカリキュラムが組まれているようです。一クラスの定員は35人ということですが、けっこう定員一杯まで受講生がいます。

一通り講義を受けても、すぐに忘れてしまうのは確かなんですが、一度耳に入れておくと、仕事で出てきたときに「そういえば、どっかで聞いたなー」と思い出し、それが、ほんのわずかながら、気持ちのうえでも実質的にも余裕につながるような気がしています。実は去年、解剖生理について一通り自習したのですが、仕事の最中に勉強した内容を思い出し、このわずかな「余裕」を実感したことが何度もありました。けっこう大きいみたいです、この「そういえば、どっかで」というのは。

解剖生理は看護学生向けの本で勉強しました。看護学生向けの本は安いし、たくさん出ているので2冊ほど並行して読むことも可能ですし、最初に大まかに概要をつかむのにいいと思います。あと、森口理恵さんがよく紹介なさっているMR向け研修テキストもありますね。森口先生は、去年12月に大阪のJTFセミナーで講師をなさったときも、「文系出身者が一通り読めば、必ず得るものがあると思います」と言ってこのテキストを紹介なさってました。

 神戸薬科大学 大学院科目等履修性・聴講生
 http://www.kobepharma-u.ac.jp/rsch/lled_03.html

 MR研修テキスト
 http://www.mre.or.jp/books/books_hanbai.html#han01

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<追記 2011年3月6日>
薬科大の聴講制度についてですが、現在は講義内容が少し変わっています。
こちらの記事に少し書きましたので、あわせてお読みいただければと思います。
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コメント
チャンス
> 私が選択したのは、前期は臨床検査、薬物動態・・・
それは非常に魅力的なコースです。近くにそういう大学があって良かったですね。でも、普段から自己研鑽を意識しているからこそ、チャンスが来たのでしょう。ぼーっとしていたら、こういう制度があることに気付きませんから。翻訳者にとって、人脈も地理的条件も実力のうちだと思います。「気持ちのうえでも実質的にも余裕につながる」・・・まったく同感です。
Re: チャンス
うわぁ、コメントをいただけるなんて初めてなので感激です。
以前、和訳の勉強会のことでブログに書き込みさせていただいた方ですよね? その節はどうもありがとうございました。

ここの大学のことは、灯台もと暗しでした。チャンスと言われてみると、確かにそうですね。地理的にも時間的にも通学可能な条件が整っていたことに、改めて感謝しなければ。せっかくの機会なので、目一杯テコ入れできればと思います。ただ、1年後にそれを生かせるかどうかもまた自分次第なのですけどね・・・。

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