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どんぐりなりに

2009.11.11.Wed
本当にありがたいことなのですが、来月始めまで仕事で一杯いっぱいになってしまい、毎日パソコンの前から全然離れられなくなっています。昨日も、「10日」というのを新聞とかで見て、「え、もう10日になっちゃったんだ、どうしよ~」と青くなったところです(だって、進捗状況が・・・)。

わたしのところには、なぜか非臨床の案件がけっこう振られてきます。特にアピールした覚えはないのですが、どういうわけかドンドン振られてくるので、その度に必死に調べ物をして対応しているうちに、なんとなく聞き覚えのある言葉が増えてきて、クソ度胸のようなものが少しついてきたような気がします。この翻訳会社さんとの取引は、そろそろ2年近くになるのですが、2年前に比べると「なんとかなりそう」という感じを抱ける率が、フト気がつくと格段に上がってきました。まぁ、2年ですので、もう2年か、たかだか2年かといえば、どっちかというと後者だと思いますが。それでも、微々たる経験とはいえ、経験というのはすごいものだと思います。

よく、仕事をすることが一番の勉強になると言いますが、やっぱりそれは本当だなと思います。下手をすると、勉強材料にされるほうにとっては、たまったもんじゃない、ということになるおそれもあると思いますが、やはり仕事として請け負うと、情け容赦のない状況の中で、何がなんでも「まともな売り物」を提供しなくては、と必死になるその必死さが違います。当然ですね。わたし程度の者は、今でも常に勉強の機会を与えていただいているわけで、これまで、いろいろとトンチンカンなこともしていたでしょうに、育て続けてくださっている会社の人には本当に感謝するばかりです。

ところで、しばらく前にETV特集で須賀敦子さんが特集されていたのを、そのときは納期があって観ることができなかったので録画しておいて、昨夜ようやく晩ごはんを食べながら観ていたのですが、そのなかで、「どんぐりなりにできる仕事を小さく、けれど美しく心を込めてしている」という言葉(細かいところは違ってるかも)が出てきて、あー、いいこと聞いたなー、と思いました。今の、このしんどいときに観てよかった。

わたしなんかは、いくらでも取り替えの利くどんぐりの背比べ的翻訳者でしかありませんが、せめて「小さく、けれど美しく心を込めて仕事をした」と思えるようにしたいなと思います。永遠の課題かもしれませんが・・・

(須賀敦子さんが「どんぐり」というのを「どんぐりの背比べ」的な意味に使っていたのかどうかは不明。たぶん違うような気がします。出典未確認です。すみません。)




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コメント
2年でそんなに仕事がもらえるんですか?!
時期が時期ですから、もの凄く美味しい仕事なのかも知れませんね。
マイナーな仕事だから人手不足なのかな・・
とくにかく驚いた
どんな仕事もそうだと思いますが、翻訳にも「美味しい仕事」などというものは存在しません。脳味噌を酷使しますし気力、体力も消耗します。重労働です。

優秀な翻訳者さんだけでは仕事を捌ききれなくて、わたしのように経験の浅い若輩にも仕事が回ってきているというのは、そうだと思います。


nobaraさんは丁寧な仕事をしているのが伝わってくるので、nobaraさんに頼みたい仕事があるのでしょう。他の「優秀な翻訳者さん」でさばききれなかったという事情もたとえあるとしても(nobaraさんが優秀な翻訳者さんでないと言っているわけではないですよ)、大切な仕事を誰にでも発注できるものではありません。経験が長くても雑な仕事をする人や、他に一杯仕事をかかえているので適当な仕事を納品する人より、その仕事のために全力で心を込めて仕事をしてくれる人に頼みたいでしょうね。あの人に頼みたいというような翻訳者は人手不足ですよ。nobaraさんは人がnobaraさんに仕事を頼みたくなった人なんだから、大変だと思うけれど、自信をもってよい仕事を出されると良いと思います。

satsuki さま

身に余るコメントをいただいて恐縮です。ありがとうございます。

丁寧な仕事をと心がけてはいるのですが、現時点での自分の限界というものがありますので、果たしてどこまでできているのやらと、いつも不安になってしまいます。少しでも発注者の方に喜んでいただけていれば、とても嬉しいのですが。

いつもお世話になっている方たちの個人的信頼に応えられるよう、がんばってみます。お心遣いをいただいて、ありがとうございました。



悪意はありませんので、勘違いされないで下さいね。
ただ、私、この最悪の時期に転職を考えております。
その候補に翻訳業を挙げています。
独立行政法人の研究職に就いています。
3年任期です・・
身分が不安定で、全国津々浦々・・・まあ、ポジションが見つかれば幸いくらいの状況です。何が博士だ・・・。
本気で参入を考えています。その参考にさせてもらっています。
大人気ない返信をしてすみませんでした。
このブログは、ご覧の通り非常に個人的なことしか書いておりませんので、どの程度ご参考になるかわかりませんが、何らかのお役に立てれば幸いです。
ただ、翻訳業も、不安定という点では相当なもので、3年はおろか明日にでも仕事が無くなれば即失業です。仕事が見つかれば幸いという状況は、そう変わらないのではないかと思います。


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