スポンサーサイト

--.--.--.--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

マイナーチェンジ

2010.03.23.Tue
おそらくどなたも目を止めておられないでしょうし、気にしてもおられないと思いますが(いやいや、別に大したことではないので全然いいんですよ♪)、拙ブログタイトル「日々これ翻訳」の下にブログの簡単な紹介文として、「駆け出しの医薬翻訳者の日常です。」と昨日までそう書いていたのですが、しばらく前から、どうもこの「駆け出しの」というのが気になっていました。早い話、いつまでも自分のことを「駆け出し」なんて言ってていいのか、と思ったわけです。で、今はご覧の通り「優柔不断な医薬翻訳者の日常です。」に変更しました。「優柔不断な」ってのもどうよそれ、とは思いますが。

「駆け出し」って厳密には何年ぐらいなのかわかりませんが、せいぜい1~2年ぐらいでしょうか。2年目ぐらいで既に、もうそんなこと言っていてはいけないのかもしれません。わたしの場合は、翻訳がようやく仕事と言えるぐらいになり始めてから数えても3年目になっちゃいましたし、実際には、それ以前の勉強時代や、ときどき1~2ヵ月に一度程度、イベント的に仕事をしてた頃(「キャ~仕事が来た!」ぐらいの頃)も含めるともう少し長いので、経験年数的にはとっくに駆け出しとは言えなくなっていると思います。まぁ、謙譲の美徳というぐらいですから、謙遜の言葉としても機能する形容詞ではあると思いますが(←わたしが謙遜していたという意味ではありません)、それを差っ引いてもそろそろ卒業すべきなんだろーなと。でも、自分の意識としては「駆け出し」の域から一歩も前に出ることはできていないんですけどね。仕事の度に「うう、経験不足で申し訳ありません。これからしっかり勉強させていただきますので」と一人でペコペコせざるをえないぐらいですし。

ただねー。その「申し訳ありません」式の気持ちも、仕事を請ける人間としては、かえって相手に対して失礼だろうという気もします。気持ちの底では、自分を「まだまだ駆け出し」と思う気持ちは、ずっと持っていたほうがいい面があると思いますし、勉強させてもらっているというのも事実そうなんですが、それはそれとして、「すみません経験不足ですけどがんばります」というようなことばかり言われては、依頼者だって困るでしょう(言ってないけど)。「この仕事やってちょうだい」と言ってくれている相手を不安な気持ちにさせるなんて本当はしてはいけないことで、意識の大部分としては「ドーンと任せて下さい!」ぐらいの気合で引き受けないとプロじゃないだろう、とも思うわけです。もっとも、そんなこと口が裂けても言えませんし、何年経とうが実力がついた気なんか全然しないんですが。

しかし、この、いつまで経っても実力がついた気がしないというのも変な話で、「するとこれまでの仕事で自分はそれだけのことをして来なかったのか」ということにもなるのですが、そう言われると、いやいや、決してそんな事はありません、とも思うわけです。下手っぴとかそういうのは許してもらわないといけないのですが、その都度、自分なりに力は尽くしてきたぞという、なけなしの自負はあります。力の方向性が正しかったかどうかはわかりませんし、いやー、あくまでも自分なりになんですけど・・・という言い訳付きですが

フリーランス(実はこの言葉、どうも苦手なんですけど便宜的に使わせていただきます)としての翻訳者にとって、力を尽くすってどういうことだろうと考えると、結局「自分で決断していく」ことのような気がします。原文の原稿をもらって何をするかというと、まずはその領域の内容調査も含めて、周辺資料を読み込んだり、関連項目の大体の概要に目を通したりしながらどんな用語や表現が使われているのかをチェックして拾っていき、そのうえで、専門辞書を引いて出てくる用語についてはグーグルでも用例を確認できればそれでよし、出てこない用語であれば、原文を読んで資料を読んで内容を把握し、また原文を読んで資料を読んで考え、またまた原文を読んで資料を読んで、把握した内容をどう書けば良いのかを「えいっ」と決めていくのです。場合によっては、勇気を振り絞って原文から思い切って離れた意訳にする場合もあったりしますが、そういうときも、誰がそう言ったからということでもなんでもなく、「よし、これでいけるだろう!」という自分の決断力だけが頼りで、それを日がな一日繰り返しているわけです。(そりゃ疲れますよね。)

この肝心要の決断力がわたしほど欠けている人はいなくて(断言するし)、ホント苦労しますが、優柔不断なりに、これまでそうやって決断を積み重ねてきたはず。なのですが、そういう積み重ねがいつまで経っても自分の中で頼りないものにしか思えないのはナゼ? ひょっとしたら、この仕事に向いてないのか?わたし、と思わないでもありませんが、これまでつぎ込んできた時間と労力とお金を考えるとそうもいきませんので、まぁがんばっていくしかないだろーなーと思います。

そういうわけで、「駆け出しの医薬翻訳者」改め「優柔不断な医薬翻訳者」の日常を引き続きタラタラと綴っていきたいと思います。今後とも、どうぞよろしくお願いします。




にほんブログ村 英語ブログ 通訳・翻訳へ
にほんブログ村
スポンサーサイト
コメント

管理者のみに表示
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。